相続
相続が発生してから10ヶ月以内に、相続税の申告を行わなければなりません。
一見長いようですが、相続には多額の税金が発生する場合があり、やらなければならないことがたくさんあります
相続人と相続財産を確認
まずは相続する財産を確認しましょう。
財産の中で、特に問題なのが家と土地です。
なぜなら、家と土地が金額面で一番大きく、分割しづらいからです。
また、不動産は、査定額が不動産会社によって変わるので、数百万損することも普通にあります。
なので、早めに家の価値を把握し、どう分割するかはっきりしておきましょう。
弊社では、相続専門の税理士と担当者が、何度もお話をお伺いし、安心できる相続をご提供します。
相続税とは？
相続税とは、亡くなった人からもらい受けた財産にかかる税金のことです。
例えば、1億円の財産をもっている方が亡くなったとします。
財産をもったまま天国には行けませんから、亡くなった方の財産はこの世に残されたままです。
この財産は、亡くなった方の身内の人がもらい受けることになります。
このことを「相続」といいます。
この相続した財産にかかる税金が相続税です。
相続した財産に税金を払う理由
相続税の大きな目的は、富の再分配のためです。
もし、相続税がなかったら、お金持ちのお金は、代替わりしても、そのまま丸ごと引き継がれることになり、お金持ちの家系は未来永劫お金持ちのままということになります。
代替わりするごとに相続税として一部を徴収して、みんなのために使いましょうというのが相続税の趣旨です。
相続税がかからないのはいくらまで？
相続財産が「3,000万円＋600万円×法定相続人の数」以上でないと、相続税はかかりません。
急に計算式が登場しましたが、これは、相続税の「基礎控除の金額」を算出するための式です。
相続財産がこの基礎控除の金額より低ければ、相続税がかからないということなのです。
なお、法定相続人というのは、法律で決められたルールにのっとって相続人（財産を相続する人）となる人のことです。